【セミナージプシーって?】

セミナージプシーという言葉をご存じですか?

自己啓発セミナーや○○メソッドというようなところに救いを求めて通いつめ、放浪しているような状態を指す言葉のようです。

【これさえあれば全ての悩みは解決します】

【これを実行すれば必ずあなたは幸せになります】

そんな謳い文句のセミナーやメソッドは、世の中に五万と溢れています。

それほどに、人は悩みから解放されたいと願うものなのですね。

私にはADHD(注意欠如・多動性障害)傾向がある、ということは前回のコラムで触れましたが、「うっかりミス」の他にも「衝動性がある」という特徴があります。

会いたいと思った人には即会いに行く。

やってみたい!と思うことはすぐにやる。

知的好奇心も旺盛な方です。

セミナーや講座を受けに行くのも大好きなので、ある意味私は「セミナージプシー」といえるのかもしれません。

過去には有名な方のコンサルテーションを受けたこともあります。

コンサルテーションとは、こうすれば必ず成果が出る!というような、指導・助言をいただくものです。

そんな私が今感じているのは、

「特効薬はない」

ということなのです。

【一発逆転、これで全てが解決】

なんて方法はないと、私は思っているんですね。

「特効薬はない」

実はこれは、私が勤務していた学校の、教頭先生がおっしゃった言葉なんです。

子どもも保護者の方も、何か問題が起きたときにはみんな「どうすれば解決しますか。方法を教えてください。」と聞きにくる。

でも、そんな一発逆転の特効薬はない。そんなのがあるなら、まず私が最初に飲む。

何かの折りに、教頭先生はそんなふうにお話しくださいました。

では、そんなときはどうすれば良いのか。

先生は続けて、こうおっしゃいました。

「外に答えはない。自分で決めて、ひとつひとつ取り組んで行くしかないんだよね。」

どんな素晴らしいセミナーも、メソッドも、情報のひとつでしかありません。

何を選んで、何を実行するか

決めるのはあなたなのです。

あなたの答えは、あなたの中にある。

カウンセリングは、特効薬ではありません。だけど、あなたの答えを心から信頼し、一緒に探していくことはできます。

そういった意味では、万能薬ではあるかもしれませんね。

そういえば最近、セミナーと名のつくものにしばらく参加していません。

学びに行くことは変わらずに好きなのですが、もしかしたら私も、セミナージプシーは卒業したのかもしれませんね。