【自閉症と説明することのメリット】

長男が久しぶりに熱を出し、病院へ行ってきました。

自閉スペクトラム症の診断のある私の息子は、見通しの立たないことに不安がとても強いです。

言葉でのコミュニケーションが成立するようになったからと言って

決してその不安感がなくなるわけではありません。それは傾向として彼が持っているものなのです。

病院へ行くのが久しぶりで、私はすっかり彼の不安をフォローする手立てを講じることを忘れていました。

診察室へ入ると「こわい!」を連呼する息子。

さらに今日はかかりつけ医が休診だったため、別の病院での診察でした。

「こわくないよー」

と声をかけてくださる医師に、私は

「自閉があります。」

と伝えました。

耳の検査を怖がり、床に転がってしまって、私と看護師さん二人がかりでも起こせない状態の息子をみて

すぐに別の検査に切り替えてくださった先生。

私の方でも、「お口あーん、10数える間だよ!」とカウントすると、

息子はやはり抵抗するも、始めよりは力が緩みました。

そしてなんとか無事診察を終えることができました。

今回、息子について「自閉があって」と相手へ伝えることに対して、自分が全く躊躇しなくなっているということを感じました。

以前は、そのことを伝えた方がいいのか、とか

障害名を出さない方がいいのか、とか

いろいろと悩んでいたものです。

今回は医療の場というのももちろんありますが

そうでなくても、彼の障害名を口に出すことになんの抵抗もなくなっている自分を感じています。

それは、単に彼の特性の一部を示しているに過ぎない、ということが自分の中で確固たるものになったからなのかもしれません。

そして、それを相手に伝えておくことで

彼に対して有効な働きかけや、支援が必要な部分が迅速に伝わるなら

始めに伝えておけばいいと今は思っています。(もちろん、そのことに抵抗があるのなら、障害名を伝えずに特性だけを伝えればいいわけです。)

自閉のことを知れば知るほどに、

私自身が

そこにいいとか悪いとか

素晴らしいとかダメだとか

そんな特別な意味あいを感じくなってきたからかもしれませんね。