【大人の発達障害の診断について 2】

成人の発達障害について、サポートしてくれる機関というのは、徐々に増えつつあります。今年5月から、NHKでも年間を通して発達障害の特集を組んでいくようです。

一方で

「発達障害」という言葉の広がりとともに、「私も発達障害なんじゃないだろうか・・・」

そう感じる人も増えてきているのではないでしょうか。

診断って、何のためにあるんでしょう。

「診断は福祉サービスを受けるためのチケットである」

自閉症についての講演で、児童精神科の吉田友子先生はそんな風にお話されていました。

加えて、私は情報を探し出すためのインデックスであると思っている、ということを以前もコラムでお伝えいたしました。

または、生きにくさに客観的な根拠を示してもらうことで、「ホッとできる」と感じる方もおられるかもしれません。

私は息子の診断をいただいた時に、そんな思いがしました。

「白黒はっきりつけたい!自分の生きにくさの理由を知りたい!」と診断を受けようか迷っておられる方もいるかもしれませんね。

ただ、大人の発達障害の支援機関は増えつつありますが、診断をしてくれるところというのはまだまだ少ないのが現状です。

診断するにあたっては、問診だけではなくその方の状況に合わせて、心理テストなどが必要になってくるのです。

そうすると、そのテストを受けるために2、3か月待ちなんていうところも多くあるのが現状です。

今、生きづらさを感じていて

今、しんどい思いをしているのに。

2、3か月待ち。そんな現状に絶望する方もおられるかもしれません。

カウンセリングというのは、診断とは全く別のもので、福祉サービスを受けられるようになるわけでも、薬を処方できるわけでもありません。

でも、今しんどいあなたの心に一緒に耳を傾け

今のあなたに必要な答えを共に探していくことはできるのです。

もし、あなたがどうしようもないような、しんどい思いを抱えておられるなら

その思いを一度全部出して

一緒に整理していきましょう。

私はいつでも、ここにいるよ。一人じゃないよ。