【不注意傾向・ADDは見落とされがち?】

先日、精神科医の方にご質問させていただく機会がありました。

自閉スペクトラム症は、男性の方が多いというのはデータが出ているところなのですが(女性がいないというわけではもちろんありません。)

ADD、発達障害のひとつ、ADHDの中で特に不注意が優勢の方は、自分も含めて、女性が多い気が私はしていて、

そのことについてお聞きしてみたのです。

すると、統計ではないですが、やはり成人の発達障害についての相談で、不注意傾向の方は女性が多いとのことでした。

そして、「不注意」忘れ物、落し物が多い、片付けができない、時間管理が苦手などといった特性は、子どもの頃はそれほど問題とされない場合でも、社会に出てから、また結婚・出産されてから、困難さが大きくなって来院される方も多いとのことでした。

しかも、その方のクリニックに来られる方は、「発達障害」としてのご相談ではなく、「鬱・精神障害」としての来院や、他院からの紹介も多いのだとか。

二次障害と言われる状況に陥っている方が多い、そしてその原因が発達障害の特性からくる生きづらさにある、ということが認知されていない場合があるのです。

「特性に善悪はない」と私は思っています。ただ、生活に困難が生じたり、生きづらさをご本人が感じておられるのならば、そこには工夫と適切な支援、環境を整えることが必要です。

「障害は環境が作る」

あなた自身が悪いとか、ダメとかいうことじゃないんです。

自分を知り、自分への手立てを知り、それについて周囲に理解を求めること。そうすれば、きっともっと、生きやすくなる。

そして、それは一人でやらなきゃいけないことじゃないと私は思っています。

人はみんな、支え合って、関わりあって生きている。

だから、しんどい時は助けを求めていいんです。

自分を開けば、世界も開く。あなたは一人じゃないよ。